本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。

FX自動売買で安定した利益を追求したい。そんな方に注目されているのが、3つの戦略を使い分ける「TopScaner」です。今回、このEAのフォワード成績を詳しく検証してみたところ、勝率80%超え、プロフィットファクター2.69という興味深い数字が出ていました。
ただし、グリッド系EAには特有のリスクもあります。この記事では、TopScanerの取引ロジックから実際の成績、メリット・デメリットまで、正直にレビューしていきます。
TopScanerの基本情報
まずは基本スペックから確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EA名 | TopScaner |
| 価格 | 39,000円 |
| 通貨ペア | AUDCAD |
| 時間足 | M1(1分足) |
| 戦略タイプ | グリッド(単ポジション/マーチン切替可能) |
| 推奨証拠金 | 500ドル |
| 想定月利 | 7% |
| 最大ポジション数 | 50(デフォルト設定) |




TopScanerの最大の特徴は、3つの取引モードを選択できる点です。単ポジションで慎重に攻めるか、グリッドでリスク分散するか、マーチンで攻めるか。トレーダーのリスク許容度に合わせてカスタマイズできる設計になっています。
取引ロジックの詳細
エントリー条件
TopScanerは、相場分析に基づいて3つのモードでエントリーします。
高い確率で利益が出ると判断した場合に、単一のポジションでエントリーします。最もリスクを抑えた保守的な戦略です。
指定された間隔で複数のポジションを同時に取ることにより、リスクを分散させながら利益を狙います。レンジ相場で威力を発揮する戦略です。
各ポジションで損失が発生した場合、ロット数を増やして次のエントリーを行い、最終的に利益を上げる戦略です。リスクは高いものの、レンジ相場では効果的です。
クローズ条件
決済は明確なルールで管理されています。
TP(利益確定)
設定された利益幅に達した場合、ポジションをクローズします。欲張らずに確実に利益を確保する設計です。
SL(損切り)
設定された損失幅に達した場合、ポジションをクローズして損失を最小限に抑えます。ただし、グリッド系EAの特性上、複数ポジションが絡む場合の損切りは複雑になる点に注意が必要です。
フォワード成績を徹底検証
それでは、実際の運用データを見ていきましょう。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 総取引数 | 196回 |
| 勝率 | 80.1% |
| 総利益 | 27,284ドル |
| プロフィットファクター | 2.69 |
| 最大ドローダウン | 5,219ドル |
| リカバリーファクター | 5.23 |
| 最大同時ポジション数 | 4つ |




注目ポイント
勝率80.1%は本物か?
157勝39敗という数字は、グリッド系EAとしては納得のいく勝率です。グリッド戦略は小さな利益を積み重ねる性質上、勝率は高くなりやすい傾向があります。ただし、1回の負けトレードが大きくなる可能性もあるため、勝率だけで判断するのは危険です。
PF2.69は優秀
プロフィットファクター(総利益÷総損失)が2.69ということは、1ドル負けるのに対して2.69ドル稼いでいる計算になります。一般的にPF1.5以上が良好とされる中、2.69は十分に優秀な数値と言えます。
最大ドローダウンとのバランス
総利益27,284ドルに対して、最大ドローダウンが5,219ドル。リカバリーファクター5.23という数字は、ドローダウンの5倍以上の利益を上げていることを示しています。これは資金効率の観点から見ても良好です。




QuantAnalyzerのデータを見ると、損益曲線は比較的安定して右肩上がりです。月別成績でも大きく崩れる月が少なく、継続的に利益を積み重ねている様子が見て取れます。
TopScanerのメリット
- 3つの戦略を選択できる柔軟性
単ポジション、グリッド、マーチンと、リスク許容度に応じて戦略を選べるのは大きなメリットです。初心者は単ポジションから始めて、慣れたらグリッドに移行するといった使い方もできます。 - 高い勝率とPFのバランス
勝率80%超え、PF2.69という数字は、グリッド系EAとしては十分に魅力的です。小さな利益をコツコツ積み重ねるスタイルが好きな方には向いています。 - AUDCADという特殊通貨ペアの選択
メジャー通貨ペアではなく、AUDCADを選んでいる点も興味深いです。この通貨ペアは比較的ボラティリティが穏やかで、グリッド戦略と相性が良いと言われています。
デメリットと注意点
- 経済指標発表時のリスク
開発者自身も明記していますが、重要経済指標発表時はボラティリティが急激に高まり、グリッド戦略が裏目に出る可能性があります。経済指標カレンダーを確認し、必要に応じて手動で停止する判断が求められます。 - 最大ポジション数50の意味
デフォルトで最大50ポジションまで持てる設定ですが、実際にそこまで増えた場合、証拠金維持率の管理が非常に重要になります。推奨証拠金500ドルでは、マーチンモードで連敗が続くと危険です。 - 損切り設定の複雑さ
グリッド系EAは、複数ポジションを同時に管理するため、単純なSL設定では対応しきれない場合があります。トレーリングストップや全決済のタイミングなど、ある程度の経験が必要です。




ドローダウン分析を見ると、一時的な含み損がある程度発生していることがわかります。グリッド戦略の特性上、これは避けられませんが、精神的な負担を感じやすい方は注意が必要です。
どんな人に向いているか
TopScanerは、以下のような方におすすめです。
✔ レンジ相場での運用を考えている人
AUDCADのような比較的動きが穏やかな通貨ペアで、レンジ相場を想定した運用を考えている方には適しています。
✔ 戦略をカスタマイズしたい中級者以上
3つのモードを切り替えられる柔軟性があるため、相場環境に応じて戦略を変更できる中級者以上の方に向いています。
✔ 高勝率のEAを探している人
勝率80%という数字に魅力を感じる方。ただし、1回の負けトレードが大きくなるリスクも理解している必要があります。
反対に向いていないのは?
完全放置で運用したい初心者
グリッド系EAは、相場環境によって手動介入が必要になる場面があります。特に経済指標時の停止判断など、ある程度の相場知識が求められます。
少額資金で高リスク運用したい人
推奨証拠金500ドルは最低ラインです。マーチンモードで運用する場合、さらに余裕のある証拠金が必要になります。
まとめと総合評価
📊 総合評価
TopScanerは、勝率80%超え、PF2.69という優秀な数字を記録しているグリッド系EAです。3つの戦略モードを選択できる柔軟性があり、中級者以上のトレーダーには魅力的な選択肢と言えます。
ただし、グリッド系EA特有の経済指標時のリスクや、最大ポジション数管理の重要性は十分に理解しておく必要があります。完全放置ではなく、定期的にモニタリングできる方に向いています。
AUDCADという通貨ペアの選択も興味深く、メジャー通貨ペアとは違った戦略を試したい方にもおすすめです。QuantAnalyzerのデータでも安定した成績が確認できており、実力は本物と言えるでしょう。
このEAの詳細な成績データやパラメータ設定は、シストレ.COMで確認できます。バックテスト結果や推奨設定なども掲載されているので、導入を検討されている方はぜひチェックしてみてください。
※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。
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