本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
SQX M30はEAステーションが開発し、シストレ.COMで無料配布されているEURUSD専用のM30トレンドフォロー型EAです。フォワード実績はPF1.30・勝率45.9%・122取引で、累計損益は+3,308円(平均0.01ロット)です。一方、直近90日は-1,354円と低迷しており、Fマガの総合評価は★3.0(C・様子見)としました。本記事の数値は直近集計時点のフォワード実績で、最新値はシストレ.COM公式ページで確認できます。
30秒でわかる SQX M30
- 総合評価 ★3.0/5.0(C|直近低迷とサンプル不足で様子見)
- フォワード 勝率45.9% / PF1.30 / 122取引(56勝66敗)
- 価格はシストレ.COMで無料(対応FX口座の開設のみ)
- 直近90日は-1,354円・5取引のみ。回復確認が先決
- 一言評価「損小利大の設計は見えるが、今は買い場ではなく観察期」
SQX M30の基本情報
SQX M30はEURUSD(ユーロ/米ドル)の30分足専用EAで、シストレ.COMから無料で入手できます。まずスペックを整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EA名 | SQX M30 |
| 開発元 | EAステーション |
| 価格 | 無料(シストレ.COM) |
| プラットフォーム | MT4 |
| 通貨ペア | EUR/USD(ユーロ/米ドル) |
| 時間足 | 30分足(M30) |
| 最大ポジション | 1 |
| 最大ストップロス | 300pips(公称設定) |
| 総取引数 | 122回 |
| シストレ.COM公式グレード | B(スコア4.7/10) |
| Fマガ総合評価 | ★3.0/5.0(C) |
シストレ.COM公式はグレードB(4.7/10)ですが、Fマガは直近90日のマイナスと取引数122回というサンプルの少なさを重く見てC(★3.0)としました。平均利益が平均損失を上回る損小利大の設計自体は確認できるため、回復が数字で確認できれば再評価する余地のあるEAです。
取引ロジックとEURUSD M30適性
SQXとは何か
名前の「SQX」はStrategy Quant X(ストラテジー・クォント・エックス)というEA生成・最適化ツールを指していると考えられます。プログラミング不要で統計的に最適化された売買ルールを作れるツールで、大量の過去データで磨かれる反面、過去への過剰適合(カーブフィッティング)のリスクが指摘されることもあります。だからこそ、バックテストではなくフォワードの実数値で判断することが大切です。
エントリーと決済の傾向
詳細なアルゴリズムは非公開ですが、フォワードの数字から設計思想は読み取れます。勝率45.9%と50%を下回る一方、1回あたりの平均利益は約257円、平均損失は約168円(いずれも0.01ロット換算)で、勝ちのほうが大きい損小利大型です。トレンドに乗れたときに利益を伸ばし、外れたら浅く切る挙動がデータに表れています。
ストップロス300pipsの実際
公称の最大ストップロス300pipsは0.01ロットでも約4,500円(1ドル150円換算)に相当する大きな設定です。ただし実際のフォワードでは平均損失が約168円と浅く、最大含み損も-850円に収まっています。300pipsは日常的に使われる損切り幅ではなく、想定外の急変に備えた最終防衛ラインと位置づけるのが実態に近い読み方です。それでも理論上の損失余地として認識しておく価値はあります。
得意な相場と苦手な相場
EURUSDは世界最大の取引量を持ち、スプレッドが狭いためコスト面で有利な通貨ペアです。M30はロンドン・ニューヨーク時間の大きな値動きを捉えやすい時間軸で、明確なトレンドが出る局面が得意と考えられます。逆に方向感のないレンジ相場ではだましが増えやすく、直近90日のマイナスは欧米金利の方向感が定まらない相場との相性悪化を映している可能性があります。
ECB・FRBの政策発表や米雇用統計の前後はEURUSDが荒れやすく、トレンドフォロー型にはだましの温床になります。重要イベントの前後は稼働状況を確認し、含み損が膨らむ局面ではロットを上げないことが基本です。
フォワード成績(実データ検証)
シストレ.COM公開の実フォワードデータを検証します。数字は集計時点の実績で今後も変動します。最新値は公式ページでご確認ください。




成績サマリー
| 指標 | 数値 | Fマガ評価 |
|---|---|---|
| 総トレード数 | 122回 | 統計的には少ない |
| 勝ち / 負け | 56勝 / 66敗 | 損小利大型 |
| 勝率 | 45.9% | トレンド型として標準的 |
| プロフィットファクター | 1.30 | 薄利。低下余地に注意 |
| 総損益 | +3,308円(平均0.01ロット) | 実フォワード累計 |
| 総利益 / 総損失 | +14,395円 / -11,087円 | - |
| 直近90日損益 | -1,354円(5取引) | 低迷。様子見の根拠 |
| 最大含み損(Max DD) | -850円(0.01ロット) | 浅い |
| リカバリーファクター | 3.89 | 中程度 |
| シストレ.COM公式 | グレードB(4.7/10) | - |
数字をどう読むか
PF1.30は「総利益が総損失の1.3倍」という意味で、利益は出ているものの余裕は大きくありません。スプレッドや約定のコストが少し増えるだけで1.2前後まで落ちる計算になり、薄利の構造です。良い点は損益の形で、平均利益約257円に対して平均損失約168円と、勝ちが負けより5割ほど大きい設計が機能しています。最大含み損-850円という浅さも、最大1ポジションのシンプルな構造の恩恵です。
弱点を正直に言うと
最大の懸念は直近90日です。損益は-1,354円で、直近90日前の時点と比べると累計利益の約29%をこの期間で失った計算になります。さらに取引が5回しかなく、エントリー条件に合う相場が来ていないことも示しています。取引数122回という全体サンプルも、ロジックの真の実力を断定するには少ない水準です。一般に300回以上で信頼性が高まるとされ、現状は「暫定評価」の域を出ません。
本記事の損益はすべて平均0.01ロットの実フォワード値です。ロットを10倍にすれば利益も損失も10倍になります。また直近90日の取引5回という頻度では、1〜2回の結果で数字が大きく動くため、短期の損益だけで断定しない姿勢も必要です。
Fマガ独自5軸評価と採点根拠
収益性・安定性・リスク管理・信頼性・コスパの5項目を各5点満点で実値採点し、平均を総合評価とします。
| 評価軸 | Fマガ評点 | 採点根拠 |
|---|---|---|
| 収益性(PF) | 2.5/5.0 | PF1.30。総損益+3,308円は効率として物足りない |
| 安定性(RF・直近) | 2.0/5.0 | RF3.89は中程度だが直近90日-1,354円の低迷が重い |
| リスク管理(DD) | 3.5/5.0 | 最大含み損-850円と浅く最大1ポジ。公称SL300pipsの理論損失余地は減点 |
| 信頼性(取引数) | 2.0/5.0 | 122取引は判断材料として少ない |
| コスパ(価格) | 5.0/5.0 | 無料。コストゼロで実フォワードを確認しながら判断できる |
| 総合 | ★3.0/5.0(C) | 5軸平均(2.5+2.0+3.5+2.0+5.0)÷5 |
シストレ.COM公式と評価が異なる理由
公式グレードはB(4.7/10)、Fマガ評価はC(★3.0)です。差は直近データの重みにあります。Fマガは「今この瞬間に導入する判断」を軸に、直近90日のマイナスとサンプル不足を厳しめに反映しました。損小利大の設計と無料というコスパは公式と同様に評価しており、回復が確認できれば見直す前提のCです。
評価できる点と注意すべき点
- 平均利益約257円>平均損失約168円の損小利大設計が実データで確認できる。
- 最大1ポジション構成で最悪ケースが計算しやすく、資金管理がシンプル。
- 最大含み損-850円(0.01ロット)と浅く、含み損を長く抱えるタイプではない。
- EURUSDはスプレッドが狭く、薄利のPFを守る方向に働く。
- シストレ.COMで完全無料。コストゼロでフォワードを見ながら判断できる。
- 直近90日は-1,354円。累計利益の約29%をこの期間で失った計算になる。
- 直近90日の取引は5回のみ。エントリー機会が細っており回復判断の材料も乏しい。
- PF1.30は薄利。スプレッド拡大や相場変化でプラス維持が崩れる余地がある。
- 総取引122回はサンプル不足。現時点の数字は暫定評価にとどまる。
- 公称SL300pipsは理論上1回約4,500円(0.01ロット)の損失余地として残る。
推奨資金管理とリスク試算
直近90日がマイナスのため、月利益の目安は提示しません。代わりに公称SL300pipsが直撃した場合の理論最大損失を基準に、余裕を持った証拠金の目安を示します。
| パターン | 運用ロット | SL直撃時の理論損失 | 推奨証拠金目安 | リスク水準 |
|---|---|---|---|---|
| 保守型 | 0.01ロット | 約4,500円 | 10万円以上 | 低リスク |
| 標準型 | 0.03ロット | 約13,500円 | 30万円以上 | 中リスク |
| 積極型 | 0.05ロット | 約22,500円 | 50万円以上 | 高リスク |
理論損失は300pips×ロット×1ドル150円換算の概算です。実際の平均損失は約168円(0.01ロット)と浅いものの、急変時の最悪ケースとしてSL直撃を想定した資金設計を推奨します。直近マイナスの状況で損失を取り返すためにロットを上げる行為が最も危険です。
向き不向きと撤退条件
向いている人・向かない人
向いている人
- 無料EAをコストゼロで観察しながら判断したい人
- 損小利大型のトレンドフォローを好む人
- 最大1ポジションのシンプルなリスク構造を重視する人
- EURUSDの明確なトレンド回帰を待てる長期目線の人
向かない人
- 短期間で安定した利益を求める人
- 直近90日マイナスのEAを許容できない人
- 取引頻度の高いEAで複利を回したい人
- サンプル122回の暫定評価で資金を大きく入れたい人
撤退条件チェックリスト
運用する場合は、以下のいずれかに該当したら一時停止または見直しを検討してください。
- 累計損益(自分の口座)が証拠金の10%を超えるマイナスになった場合
- PFが1.2を下回る水準まで低下した場合
- 直近90日のマイナスがさらに拡大し続けた場合
- ECB・FRBの政策転換などでEURUSDの値動きが極端に荒れた場合
- 含み損が-850円(0.01ロット換算)を大きく超えて常態化した場合
SQX M30を始めるまでの流れ
- シストレ.COMでSQX M30を入手する。対応FX口座の開設のみで無料です。
- VPSとMT4を準備し、24時間の安定稼働環境を整えます。
- まずデモ口座か最小ロット0.01で稼働し、直近損益の改善傾向を確認します。
- 公式フォワードページを週1回確認し、PFと直近90日損益の推移を追います。
- 回復傾向が続いてからロットを検討します。現状での高ロット開始は推奨しません。
よくある質問(FAQ)
まとめ・総合判断
総合評価 ★3.0/5.0(C)
SQX M30はEURUSD M30のトレンドフォロー型無料EAです。PF1.30・122取引・累計+3,308円(平均0.01ロット)という実績で、平均利益が平均損失を上回る損小利大の設計と、最大含み損-850円という浅さは評価できます。
一方で直近90日は-1,354円・5取引と明確に低迷しており、サンプル122回では実力の断定もできません。無料でフォワードを観察できる利点を活かし、回復を数字で確認してから導入を判断するのが現実的な付き合い方です。
運用前の確認リスト
- 直近90日損益が改善傾向にあるかを公式ページで確認したか
- 公称SL300pips直撃時の理論損失(0.01ロットで約4,500円)を許容できるか
- EURUSDのスプレッドが狭い業者を選んでいるか
- VPSで24時間の安定稼働ができるか
- 撤退条件(PF1.2割れ・含み損の常態化など)を事前に決めたか
SQX M30をシストレ.COMで無料入手
あわせて読みたい




※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。相場環境によっては損失が出る可能性があるため、十分な資金管理とリスク管理が必須です。




この記事を読んだ方におすすめ
人気EAランキングはこちら →FX自動売買が初めての方へ
EAの選び方や始め方がわからない方は、まずは以下のガイドをご覧ください。厳選されたEAや無料で使えるプラットフォームを紹介しています。

















