通貨ペア | トレンド | レジスタンス | サポート | ストップロス |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | ▼ | 140.90 | 139.60 | 141.60 |
EUR/USD | ▲ | 1.1180 | 1.1110 | 1.1060 |
GBP/USD | ▲ | 1.3280 | 1.3200 | 1.3140 |
USD/CHF | ▼ | 0.8460 | 0.8380 | 0.8510 |
AUD/USD | ▲ | 0.6800 | 0.6730 | 0.6680 |
USD/CAD | ▼ | 1.3600 | 1.3520 | 1.3660 |
USD/JPY
過去一ヶ月間、アメリカ連邦準備理事会(FED)の関係者の発言や発表されたデータが市場の利下げ予想を揺さぶっています。
FEDが労働市場の疲れに対抗するために積極的に利下げを行うのか、慎重な姿勢を続けるのかが議論されています。
現在、先物市場ではFEDが今週水曜日に25ベーシスポイントの利下げを行うと広く予想されています。
50ベーシスポイントの大幅な利下げの可能性は約60%と見られています。
また、アメリカの国債利回りは月曜日のアジア市場で引き続き下落しており、10年物の指標利回りは約2週間で30ベーシスポイント下がっています。
さらに、投資家は金曜日に発表される日本銀行(BOJ)の金利決定にも注目しています。
BOJが短期政策金利目標を0.25%に維持することが予想されていますが、数名の委員が利上げへの期待を示しています。
円と主要国の金利差が縮小することが期待される中、月曜日は中国、日本、韓国の市場が祝日で休場のため流動性が低下し、ドル円は一年以上ぶりの低水準である139.56まで下落しました。
その後、ニューヨーク連邦準備銀行が7月の製造業指数を11.5に引き上げたと発表しました。
また、ベイブラックの報告によれば、経済が活況を呈し、インフレが持続的であるため、FEDは債券市場が予想するほど大幅に利下げを行わない可能性が高いとしています。
これによりドル円は140.90まで回復しました。
本日のドル円の抵抗線は140.80-141.00、支持線は139.50-70と予想されています。
EUR/USD
今週のアメリカFEDの金利会議を前に、投資家は様子見の姿勢を強めています。
しかし、週末に発表されたデータでは、中国の8月の工業生産が前年比で5ヶ月ぶりの低成長に留まり、消費が依然として低迷していることが示されました。
これにより、高盛、シティ、モルガン・スタンレーが中国の2024年GDP成長予想を引き下げ、市場のリスク選好を圧迫し、ユーロドルは1.1072まで下落しました。
欧州連合の統計局が発表したところによれば、ユーロ圏の7月の季節調整なしの貿易黒字は212億ユーロで、第二四半期の労働コストは前年比で4.7%増加し、前四半期よりも増加幅が縮小しています。
さらに、欧州中央銀行(ECB)の首席エコノミスト、レーンは、ECBが引き続き段階的な利下げを進めるべきだと述べていますが、経済の不確実性を考慮すると、委員のカリミルは10月の利下げの可能性を否定し、急激な利下げにはリスクがあると指摘しました。
これにより、ユーロドルは1.1137に回復しました。
本日のユーロドルの支持線は1.1100-20、抵抗線は1.1170-90と見込まれています。
GBP/USD
業界団体のMake UKと会計事務所のBDOが月曜日に発表した調査によれば、第三四半期の工場生産指数は4年ぶりの低水準である-2%に落ち込みましたが、労働党が選挙で勝利した後、受けた予測では第四四半期に+33%まで大幅に上昇するとされています。
これがポンドドルを1.3117の安値から押し上げました。
イギリスの不動産サイトRightmoveによると、9月の住宅の平均価格は0.8%上昇し、これは同月の平均上昇幅の2倍、また2016年以降の最大の上昇幅です。
これは、イギリス銀行(BOE)が3年ぶりに利下げを行い、7月4日の選挙後に政治情勢がより明確になったため、イギリスの不動産市場が9月に回復基調を見せたことを反映しています。
この結果、ポンドドルは1.3218まで上昇しました。
本日のポンドドルの支持線は1.3190-1.3210、抵抗線は1.3270-90と予想されています。