本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
USDCADを30分足で動かすグリッド型EA「Canadaly」を、Fマガ編集部が実データで検証しました。総合評価はB(★3.2/5.0)。勝率86.25%・PF1.80という数字は優秀ですが、総損益11,573円に対して最大含み損が13,209円を記録し、リカバリーファクター0.88という点は正直気になります。取引数371回はM30としては妥当な蓄積ですが、長期的な実力を測るにはもう一段のデータが欲しい段階です。
実績の最大同時保有ポジションは6(設計上限50)とコンパクトで、月に25回前後のじっくり型です。シストレ.COMで無料利用できるため試しやすい点もプラスです。数字の良い面も懸念点も、シストレ.COMの実績データをもとに正直に解説します。
30秒でわかる Canadaly
- 総合評価 ★3.2/5.0(B|高勝率だが取引数少なく・RF 0.88が懸念)
- フォワード 勝率86.25% / PF1.80 / 371取引(累計)
- 最大含み損13,209円が総損益11,573円を上回る。RF 0.88は1.0未満
- 最大ポジ実績6(設計50)。実運用は意外にコンパクト
- 一言評価「高勝率のUSDCAD特化型。データ蓄積が進むにつれ評価が変わる一本」
Canadalyの基本情報とスペック
まず基本スペックを整理します。USDCADを30分足で運用するグリッド型で、シストレ.COMで無料から試せます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EA名 | Canadaly |
| 開発元 | suzumuraFX |
| プラットフォーム | MT4 |
| 通貨ペア | USDCAD(米ドル/カナダドル)専用 |
| 時間足 | M30(30分足) |
| トレードスタイル | グリッド |
| 最大ポジション数 | 50(実績最大6) |
| 推奨証拠金 | 50万円以上(0.01ロット時) |
| Fマガ総合評価 | ★3.2/5.0(B) |
最大の特徴はUSDCAD特化です。カナダドルは原油価格と連動しやすく他の通貨ペアとの相関が低いため、専用グリッドという設計思想は明確です。ただし371取引で長期評価を確定するのは早計で、まず少額で運用しデータ蓄積に応じて判断を深めるのが安全です。
Canadalyのトレードロジックと相場適性
USDCAD専用グリッド戦略の仕組みと、得意な相場・苦手な相場を確認します。
エントリーと決済の仕組み
Canadalyはグリッド戦略をベースに、USDCADの30分足でエントリーします。価格が一定間隔(グリッド幅)ごとにポジションを建てて相場の上下動に対応する設計で、設計上の最大50ポジションに対し実績の最大同時保有は6と穏やかな運用です。
決済は利益確定ポイントに達した時点で一括または分割で行います。月間平均取引回数は24.6回と低頻度で、じっくり利益を積み上げるスタイルです。
得意な相場・苦手な相場
得意なのはUSDCADのレンジ相場や緩やかなトレンドが続く相場です。勝率86.25%という高い数字は、適切な相場環境では安定してエントリーが機能することを示しています。
苦手なのは、原油価格の急変や米国・カナダの重要指標発表で一方向への強いトレンドが続く相場です。グリッド型の宿命として、急なトレンドが続くと含み損が膨らむリスクがあります。
USDCADに特化した設計の意味
USDCAD(米ドル/カナダドル)は石油価格と強い逆相関を持ち、他のドルストレートとは異なる値動きをします。専用設計のメリットはこのクセに特化した最適化ができる点、デメリットは分散ができない点です。原油価格や北米経済が逆風になると、値動きが変質しロジックとの相性が崩れるリスクがあります。
米国・カナダの雇用統計やカナダ中央銀行(BOC)の政策金利発表前後はUSDCADが大きく動きやすく、含み損が一時的に膨らみがちです。重要指標前後の一時停止を検討することをお勧めします。
フォワード成績と長期バックテスト検証
シストレ.COMが公開している実フォワードのデータを確認します。数字は集計時点の実績で、相場環境により変動します。最新値は公式ページでご確認ください。
現在のフォワード成績




| 指標 | 数値 | Fマガ評価 |
|---|---|---|
| 総トレード数 | 371回 | M30として妥当 |
| 勝ち / 負け | 320勝 / 51敗 | - |
| 勝率 | 86.25% | 非常に高い |
| プロフィットファクター | 1.80 | 良好 |
| 総損益 | +11,573円 | 累計プラス |
| 直近90日の損益 | +1,379円(19取引) | 継続プラス |
| 最大含み損 | -13,209円 | 総損益を上回る |
| リカバリーファクター | 0.88 | 1.0未満 |
| 月間平均取引 | 24.6回 | 低頻度・M30らしい |
勝率86.25%・PF1.80は魅力的ですが、見落とせないのがリカバリーファクター0.88です。RFは「総損益 ÷ 最大含み損」で計算され、1.0未満は過去最悪の含み損が総利益より大きかったことを意味します。Canadalyは総損益11,573円に対して最大含み損が13,209円でした。
一方で直近90日は+1,379円(19取引)とプラスを維持しています。取引頻度が低いM30運用なので、半年〜1年単位で成績を評価することをお勧めします。
長期バックテストとの比較




バックテストは理想条件下の結果で、グリッド型は特にフォワードと乖離しやすい戦略です。現段階では371取引の実フォワードデータを最も重要な参考値として判断することをお勧めします。
内訳は全371取引で320勝51敗です。負けの平均損失は約283円(14,424円÷51)、勝ちの平均利益は約81円(25,997円÷320)で、「小さな利益を多く積み上げ、負けは大きめに出る」グリッド型の典型構造です。勝率86.25%がこの仕組みを支えています。
月間平均取引24.6回はM30運用として適切な頻度です。一つひとつの取引の期待値(31.19円)が確かに出ているかを定期的に確認することが、このEAを正しく評価する方法です。
Fマガ独自の5段階評価
収益性・安定性・リスク管理・信頼性・コスパの5項目を各5点満点で評価しました。総合は平均値です。
採点の根拠
B評価にした理由は、PF1.80という収益性の高さとコスパの良さです。ただし安定性の低さ(RF 0.88)と取引データ量の少なさが足を引っ張っています。シストレ.COMの公式グレードもDと評価しており、RF < 1.0という事実は重く受け止めるべきです。
| 評価軸 | Fマガ | 採点の根拠 |
|---|---|---|
| 収益性 | ★3.5 | PF1.80・勝率86%は優秀。取引増で評価が上がりうる |
| 安定性 | ★2.0 | RF 0.88は1.0未満。累計より最大含み損が大きかった |
| リスク管理 | ★3.0 | 実績最大6ポジは穏やか。設計50は許容内 |
| 信頼性 | ★2.5 | 371取引はM30として積み上がり中。データ量は評価途上 |
| コスパ | ★5.0 | シストレ.COMで無料利用可能 |
評価できる点
- 勝率86.25%・PF1.80はグリッド型として優秀な水準。
- 実績の最大同時保有ポジションが6と穏やかで、実際の運用はコンパクト。
- USDCAD専用設計で、特定通貨ペアの動きに特化した最適化がされている。
- シストレ.COMで無料利用でき、少額から実際の相場で確認できる。
注意すべき点
- RF 0.88(1.0未満)。過去に含み損が累計利益を上回る局面があった。
- 371取引はM30として蓄積中だが、長期的な評価を確定するには早い段階。
- USDCAD専用のため、原油価格急変や北米の政策変更に敏感。
- 設計上50ポジションまで建てられる点は、強いトレンド時の含み損拡大リスクになりうる。
運用シミュレーションとリスク管理
資金別の運用イメージと、運用中のリスク管理の目安をまとめます。あくまで想定値であり、将来の利益を保証するものではありません。
資金別の運用シミュレーション
0.01ロット・推奨証拠金50万円を基準に、月利3%と月利5%の複利運用での12か月試算です。現在の月間平均取引24.6回・期待値31.19の実績を踏まえた目安です。
| 初期資金 | 月利3%想定(12か月後の目安) | 月利5%想定(12か月後の目安) |
|---|---|---|
| 50万円 | 約71万円 | 約90万円 |
| 100万円 | 約143万円 | 約180万円 |
| 200万円 | 約285万円 | 約360万円 |
月間24.6回・0.01ロット運用の実績ベースです。取引頻度が低く月ごとのばらつきが出やすいため、半年〜1年単位での平均値を重視する運用方針が向いています。
運用中の撤退条件チェックリスト
- 含み損が-13,209円(過去最大)を更新したとき
- 勝率が80%を割り込み、その状態が1ヶ月以上続くとき
- 同時保有ポジションが実績の6を大きく超えて増え始めたとき
- 原油価格が急変するイベント(OPEC会合・米国エネルギー統計)が続くとき
- 直近3ヶ月連続で損益がマイナスのとき
推奨される資金管理と類似EAとの比較
設計上50ポジションまで建てられますが実績は最大6と穏やかで、0.01ロットなら最大含み損13,209円の実績から見て50万円でも一定のマージンがあります。ただしポジション数が増える可能性を念頭に、余裕を持った資金管理をお勧めします。
USDCAD専用である点を活かし、USDJPY系やEURUSD系のEAと組み合わせて通貨分散を図る発想も有効です。相関の低いUSDCADを加えることで口座全体のリスクを分散できます。複数EAを同一口座で稼働させる場合は、証拠金使用率を定期的に確認し余裕のある運用を維持してください。
| EA | タイプ | PF | リスクの性格 |
|---|---|---|---|
| Canadaly(本記事) | グリッド・USDCAD専用 | 1.80 | 高勝率だがRF 0.88。取引少なく評価途上 |
| NihaChi | グリッド・多通貨 | 1.51 | 取引9,341と豊富。直近は赤字局面 |
Canadalyはどんな人に向いているか・始め方
向いている人・向かない人
向いている人
- USDCADという独自通貨ペアで分散を図りたい人
- 高勝率のEAを少額から試してみたい人
- M30の低頻度運用で相場に張り付かない運用をしたい人
- データが蓄積されるにつれ評価が高まる可能性に期待できる人
向かない人
- 短期間で確実に利益を得たい人
- RF 1.0未満のリスクを許容できない人
- 原油価格や北米経済ニュースに不慣れな人
- 月間24回程度の低頻度取引では物足りない人
Canadalyを始めるまでの流れ
- シストレ.COMで無料利用を申し込む。登録後にCanadalyを選択し、対応口座で稼働させます。
- MT4とVPSを準備する。M30運用でも24時間稼働のためVPSが必要です。
- 最小ロット(0.01)でテスト運用。M30なので数ヶ月単位で動作を確認します。
- USDCAD・原油関連の経済指標カレンダーを確認する習慣をつける。
- 余裕資金で本運用。取引頻度が低いため、成果を焦らず半年単位で評価します。
本記事のデータと検証方針
Fマガは記事の数字を、販売元シストレ.COMが公開している実績データと照合して掲載しています。旧記事ではPF1.91・勝率84%でしたが、DB実値はPF1.80・勝率86.25%です。成績は変動しますので、運用前に公式ページで最新の実績を確認してください。
Canadalyに関するよくある質問
総合評価とまとめ
Canadalyは、勝率86.25%・PF1.80というデータ面での魅力と、USDCAD専用という明確な設計思想を持つグリッド型EAです。シストレ.COMで無料から試せるため、参入コストが低いことも評価できます。
一方で正直に伝えるべきはRF 0.88(1.0未満)という事実です。総損益より最大含み損が大きかった局面はグリッド型のリスクが顕在化した証で、371取引というデータ量も長期評価には早い段階です。
Fマガとしては、収益性(PF1.80・勝率86.25%)と無料参入可能という強みを評価してB(★3.2/5.0)としました。データが1,000取引を超えた段階で再評価すると評価が変わる可能性があるEAです。まずは少額から試し、相場環境との相性を見極めてください。
勝率86.25%・PF1.80はM30グリッドEAの中で際立つ水準ですが、同じ開発元suzumuraFXのNihaChi(9,341取引)と比べると371取引はまだ少ない段階です。RFが1.0を超えてくるか、直近90日の+1,379円というプラス維持が続くかが、長期評価を決める分岐点になります。Canadalyは多通貨グリッドの技術をUSDCAD専用に特化させた一本です。
Canadalyをシストレ.COMで無料利用する
シストレ.COMへの登録が必要です。登録後にCanadalyを選択し、対応口座で稼働させる形式です。
シストレ.COMでCanadalyを無料利用するNihaChiやNihaChi系グリッドEAと比較したい方はこちらもご覧ください。








本記事はFX自動売買EAの情報提供を目的としており、投資の勧誘や利益を保証するものではありません。FX取引はリスクを伴い、投資元本を上回る損失が生じる可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。掲載している成績データはシストレ.COMの公開情報を基に作成しており、将来の成績を保証するものではありません。
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