【検証】Goto+Bi Tech EURJPY徹底レビュー!仲値アノマリー×テクニカルの実力は?

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※免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
目次

仲値アノマリーを活用したEURJPY専用EA「Goto+Bi Tech EURJPY」を検証してみた

FXの自動売買EAを選ぶ際、「どんなロジックで取引するのか」は最も重要なポイントの一つです。今回検証する「Goto+Bi Tech EURJPY」は、ゴトー日(五十日)の仲値アノマリーとテクニカル分析を組み合わせたユニークなEAです。

アノマリー系EAは時間的優位性を活かせる一方で、相場環境の変化に弱いという側面もあります。果たしてこのEAは安定した収益を出せるのでしょうか。実際のフォワード成績とバックテストデータをもとに、詳しく検証していきます。

Goto+Bi Tech EURJPY

Goto+Bi Tech EURJPYの基本情報

まずは、このEAの基本スペックを整理しておきましょう。

項目 内容
EA名 Goto+Bi Tech EURJPY
価格 36,000円
通貨ペア EURJPY(ユーロ円)
時間足 M5(5分足)
取引スタイル デイトレード、アノマリー系
最大ポジション数 1(単ポジ)
推奨証拠金 10万円以上(0.1ロット複利運用時)
想定月利 4.4%

販売価格は36,000円とEAとしては中価格帯です。EURJPY専用に設計されており、単一ポジションでリスクを抑えながら取引するタイプといえます。

取引ロジックの詳細解説

エントリー条件

このEAの最大の特徴は、ゴトー日(毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日)と毎週金曜日に取引タイミングを限定している点です。

ゴトー日の朝は、企業の決済需要などから仲値(午前9時55分)に向けてドル円が上昇しやすいというアノマリーが知られています。このEAはそのアノマリーをユーロ円に応用し、さらにテクニカル分析の条件を満たした場合のみ買いエントリーします。

💡 ポイント テクニカル条件を満たさなければエントリーしないため、アノマリーだけに頼らない慎重な設計になっています。これにより無駄なエントリーを減らし、勝率向上につながっています。

クローズ条件

決済タイミングも明確です。基本的には午前9時55分(仲値決定時刻)にポジションの損益がプラスなら決済します。

マイナスの場合は、損失をできるだけ抑えられるタイミングまで保有を続けます。また、設定された利確幅または損切幅に到達した場合は強制決済されるため、大きな含み損を抱え続けるリスクは低いでしょう。

得意な相場・苦手な相場

開発者が明示している相場環境の得意・不得意は以下のとおりです。

  • 得意な相場 安定している相場、上昇トレンド
  • 苦手な相場 荒れ相場、下降トレンド

買いエントリーのみのロジックなので、ユーロ円が大きく下落している局面では利益を出しにくい構造です。ただし、仲値前後の一時的な上昇を狙うため、長期トレンドよりも短期的な値動きの方が重要といえます。

フォワード成績の検証

では、実際の運用成績を見ていきましょう。以下はデモ口座での計測データです。

指標 数値
総取引回数 31回
勝ちトレード 19回
負けトレード 12回
勝率 61.29%
総利益 480pips
プロフィットファクター(PF) 1.21
最大ドローダウン 74pips
リカバリーファクター 6.49

勝率61%は優秀だが、PF1.21は要注意

勝率61.29%は、短期売買EAとしては優秀な数字です。約3回に2回は勝ちトレードで終えられています。

一方で、プロフィットファクター1.21はやや低めです。PFは「総利益÷総損失」で計算される指標で、1.5以上が理想とされます。PF1.21は「利益が損失の1.21倍」という意味なので、利幅がやや小さい、または損切り幅が大きいことが推測されます。

リカバリーファクター6.49は安定性の証

リカバリーファクターは「純益÷最大ドローダウン」で算出され、数値が大きいほど安定した運用といえます。6.49は非常に優秀で、ドローダウンを抑えながら利益を積み重ねていることがわかります。

QuantAnalyzer分析
QuantAnalyzerによる詳細分析

バックテスト結果(2015年~2024年)

10年間のバックテストでは、以下の成績が記録されています。

【0.1ロット固定運用】
・初期証拠金 10万円
・純益 538,061円
・プロフィットファクター 2.46

【複利運用(0.1ロットスタート)】
・初期証拠金 10万円
・純益 16,652,640円
・プロフィットファクター 3.04

バックテストではPF2.46と優秀ですが、フォワードテストでは1.21まで低下しています。これはリアル相場でのスプレッド拡大やスリッページ、取引回数の少なさによる統計の偏りが影響している可能性があります。

💡 ポイント バックテストとフォワードのPF差は、EA選びで最も注意すべき点です。実運用ではバックテストよりもパフォーマンスが低下することが一般的です。

Goto+Bi Tech EURJPYのメリット

✅ メリット

  • 取引タイミングが明確 ゴトー日と金曜日の朝のみなので、いつエントリーするか把握しやすい
  • 低ドローダウン設計 最大ドローダウン74pips、リカバリーファクター6.49と安定性が高い
  • 複利運用に対応 証拠金に応じてロット数を自動調整できるため、資金が増えてもパラメータ変更不要

特にリスク管理を重視する人にとって、低ドローダウンは大きな魅力です。また、取引頻度が限定されているため、常にチャートを監視する必要がなく、兼業トレーダーにも扱いやすいでしょう。

デメリット・注意点

⚠️ デメリット・注意点

  • PF1.21は改善の余地あり フォワードテストのPFが低く、利益率に不安が残る
  • 取引回数が少ない 月数回しかエントリーしないため、短期間では統計的信頼性が低い
  • 下降トレンドに弱い 買いのみのロジックなので、ユーロ円が長期的に下落している局面では苦戦する可能性
ドローダウン・リスク分析
QuantAnalyzerによるリスク分析

取引頻度が少ない点は、安定性とトレードオフの関係です。エントリー機会を厳選しているからこそドローダウンが小さいとも言えますが、短期間で大きな利益を狙うタイプではありません。

どんな人に向いているか

以下のような方に特におすすめです。

  • ドローダウンを抑えたい人 リカバリーファクター6.49の安定性を評価する方
  • 複数EAでポートフォリオを組みたい人 アノマリー系EAとして分散投資の一部に
  • 取引頻度が少なくても気にしない人 月数回のエントリーでも問題ない方
  • 中長期的な視点で運用できる人 数か月単位で成績を評価できる方

逆に、毎日積極的にトレードしたい方や、短期間で大きな利益を狙いたい方には物足りないかもしれません。

まとめ・総合評価

📊 総合評価

「Goto+Bi Tech EURJPY」は、仲値アノマリーとテクニカル分析を組み合わせたユニークなEAです。勝率61%、リカバリーファクター6.49と安定性は評価できますが、フォワードテストのPF1.21はやや物足りません。

取引頻度が少ないため、単独での運用よりも他のEAと組み合わせたポートフォリオ運用が適しているでしょう。リスクを抑えながらコツコツ利益を積み重ねたい方には検討の価値があります。

総合評価 ★★★☆☆(3.5/5.0)

価格36,000円は中価格帯ですが、低ドローダウンの安心感と複利運用機能を考えれば妥当な範囲でしょう。ただし、実運用ではPFの改善状況を継続的にチェックすることをおすすめします。

Goto+Bi Tech EURJPYバックテスト結果

このEAの詳細な成績データやパラメータ設定は、シストレ.COMで確認できます。最新のフォワード成績やユーザーレビューもチェックして、自分の運用スタイルに合うかどうか判断してみてください。

シストレ.COMで詳細を見る

※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。

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