本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
ドル円のロングトレンドに特化したナンピン型EA「SimpleTrendUSDJPY」を、Fマガ編集部が実データで徹底検証しました。結論からお伝えすると、総合評価はA(★4.0/5.0)。179回の実フォワードで勝率83.8%・プロフィットファクター6.54という優秀な数字を残しており、稼げる素質は十分にあります。
ただし弱点もはっきりしています。リカバリーファクターが1.58とクッションが薄く、ドル円ロング専用のため下落局面では機能しません。資金に余裕があり、ナンピンのドローダウンを理解できる中級者向けのEAです。
30秒でわかる SimpleTrendUSDJPY
- 総合評価 ★4.0/5.0(A|稼げる素質は十分、弱点も明確)
- 勝率 83.8% / プロフィットファクター 6.54 / 179取引の実フォワード
- 強みは高勝率と高PF、そして無料版で試せること
- 弱点はリカバリーファクター1.58の薄さと、ドル円ロング専用という限定性
- 一言評価「資金に余裕のある中級者が、円安局面で使う堅実EA」
SimpleTrendUSDJPYの基本情報とスペック
価格は無料版と有料版の2本立てで、買う前に無料版で試せるのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EA名 | SimpleTrendUSDJPY |
| 開発元 | シストレ研究所 |
| 価格 | 無料版 0円 / 有料版 20,000円 |
| プラットフォーム | MT4 |
| 通貨ペア | USD/JPY(ドル円のみ) |
| 時間足 | 1時間足(H1) |
| トレードスタイル | ナンピンマーチン(損切り設定あり) |
| 最大ポジション数 | 10 |
| 損切り設定 | 平均取得価格からおよそ500pips |
| 推奨証拠金 | 20万ドル相当(複利フル運用の目安) |
| 想定月利 | 約4%(開発元提示) |
| Fマガ総合評価 | ★4.0/5.0(A) |




無料版と有料版には機能差があります。まず無料版で挙動を自分の口座で確かめ、納得できたら有料版へ進む順序が堅実です。
SimpleTrendUSDJPYのトレードロジックと相場適性
エントリー条件はどうなっている?
SimpleTrendUSDJPYは「ドル円のロングトレンドを捉える」目的で設計され、1時間足の確定時に順張りサインとボラティリティを組み合わせて判断します。円安が進む局面ほどエントリー機会が増え、方向感のない持ち合いでは出番が減ります。
決済とナンピンの仕組み
最大の特徴は「損切り設定ありのナンピン」という点です。合計ポジションが一定の含み益に達すると自動で利益確定し、損切りラインは平均取得価格からおよそ500pipsに設定されています。無限ナンピンの暴走を抑えた良心的な設計で、1時間足運用のためスプレッドやスリッページの影響も小さめです。
得意な相場と苦手な相場
得意な相場はドル円の上昇トレンド。円安進行局面で力を発揮します。
苦手な相場はドル円の下落トレンド。ロングオンリーのため下げ続ける時期は機能しません。
重要指標の前後はポジションが少ないタイミングで手動停止すると急変動リスクを避けられます。NewsFilter機能も有効です。
ドル円の相場環境別に見る強みと弱み
ロングオンリーのナンピンEAは、相場環境で得意・不得意がはっきり分かれます。
| 相場局面 | EAの挙動 | Fマガ判断 |
|---|---|---|
| 円安が進行する上昇トレンド | 最も得意。順張りで含み益を伸ばしやすい | 積極運用しやすい |
| 方向感のないレンジ | エントリー機会が減る。小幅な利確が中心 | 様子見でも可 |
| 円高方向の下落トレンド | ロング保有で含み損が膨らみやすい | 停止も検討 |
| 日銀会合・米雇用統計など重要指標 | 急変動でナンピンが一気に進むリスク | 手動停止が無難 |
ポイントは、「ドル円が上がる」というシナリオに賭けるタイプだという点です。円高局面では一時停止するなど、相場環境に合わせた運用判断が成績を左右します。
フォワード成績と長期バックテスト検証
シストレ.COM公開の実フォワードと開発元の長期バックテストを順に見ます。数字は集計時点の実績で、最新値は公式ページで確認してください。
現在のフォワード成績




| 指標 | 数値 | Fマガ評価 |
|---|---|---|
| 総トレード数 | 179回 | 実フォワードで十分 |
| 勝ち / 負け | 150勝 / 29敗 | - |
| 勝率 | 83.8% | 優秀 |
| プロフィットファクター | 6.54 | 非常に優秀 |
| 総利益 | +48,042円 | 実フォワード累計 |
| 直近90日の利益 | +42,936円(165取引) | 勢いあり |
| 最大含み損ドローダウン | -30,359円 | ナンピンのDDは重め |
| リカバリーファクター | 約1.6 | やや薄い |
| 最大ポジション数 | 10 | ナンピンは適度 |
勝率83.8%とPF6.54が示す強み
勝率83.8%はナンピン系EAでも高い水準です。プロフィットファクター6.54は総利益が総損失の約6.5倍あることを意味し、1を大きく上回る優秀な値です。直近90日も+42,936円と勢いがあり、得意な円安トレンドにうまく乗れています。
本当の弱点は最大ドローダウンの重さ
一方で最大含み損ドローダウン -30,359円には注意が必要です。総利益+48,042円に対するリカバリーファクターは約1.58で、クッションは決して厚くありません。相場が逆行すれば含み損が一気に膨らむ点は頭に入れておきましょう。
長期バックテストとフォワード実績の乖離
約11年分の長期バックテストと直近の実フォワードは数字が大きく違うため、混同しないことが大切です。
| データ系統 | 取引数 | PF | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 長期バックテスト(約11年) | 約3,759回 | 2.74 | 84.4% |
| 直近フォワード | 179回 | 6.54 | 83.8% |
勝率はどちらも8割台ですが、PFはバックテスト2.74に対しフォワードは6.54。フォワードの集計期間が得意な円安局面と重なっているためで、長期で均すとPFは2.74程度に落ち着くと見るのが現実的です。








本記事のデータと検証方針
Fマガは記事の数字を、販売元シストレ.COMが公開する実績データと照合して掲載しています。フォワードは実運用に近い記録、バックテストは机上検証であり、本記事では両者を分けて示しました。
A評価の理由は、実フォワードで勝率とプロフィットファクターが高く、稼ぐ力が明確だからです。一方でリカバリーファクターの薄さとドル円ロング専用という弱点があるため、満点ではなくAにとどめました。
Fマガ独自の5段階評価
収益性・安定性・リスク管理・信頼性・コスパを各5点満点で評価しました。総合は平均値です。
採点の根拠
販売元シストレ.COMの公式スコアは収益力84・安定性89・信頼性65です。Fマガは安定性を公式より辛口に見ています。RF1.58の薄さとドル円ロング専用の限定性を重く評価したためです。
| 評価軸 | Fマガ | 採点の根拠 |
|---|---|---|
| 収益性 | ★5.0 | PF6.54・総利益+48,042円と高水準 |
| 安定性 | ★3.5 | RF1.58。公式の安定性89より辛口 |
| リスク管理 | ★3.0 | SL有だが最大DD-30,359円・最大10ポジ |
| 信頼性 | ★4.0 | 179取引の実フォワードを公式公開 |
| コスパ | ★4.5 | 無料版で実力を確認してから購入できる |
評価できる点
- 高勝率と優秀なPF。勝率83.8%、PF6.54はナンピンEAの中でも上位。
- シンプル設計で扱いやすい。複利管理は4つのパラメータで完結。
- スプレッドに強い。1時間足で利幅が大きく影響を受けにくい。
- 損切り設定で暴走を抑制。約500pipsのSLで一発退場を避けやすい。
- 無料版で実力を試せる。買う前に挙動を自分の口座で確認できる。
注意すべき点
- リカバリーファクターが薄い。約1.58で、最大DDに対するクッションが厚くない。
- ドル円ロング専用。下落トレンド期は完全に機能停止。相場環境への依存度が高い。
- 最大10ポジションのナンピンリスク。資金が増えるほどロットも増え、証拠金余力の管理が要る。
- イベントに弱い。重要指標前後の急変動が苦手で、手動介入やNewsFilterの活用が要る。
運用シミュレーションとリスク管理
資金別の運用シミュレーション
開発元の想定月利4%を複利で運用した場合の、12か月後の単純試算です。実際の成績は相場環境で大きく変動し、将来の利益を保証するものではありません。
| 初期資金 | 複利OFF(単利の目安) | 複利ON(12か月後の目安) |
|---|---|---|
| 100万円 | 約148万円 | 約160万円 |
| 300万円 | 約444万円 | 約480万円 |
| 500万円 | 約740万円 | 約801万円 |
上の表は月利4%が毎月続いた場合の理論値です。長期バックテストでは最大ドローダウンが資産の3割超に達する局面もありました。表の初期資金はいずれも推奨証拠金を下回るため、少額ほど退場リスクが高まる点に注意してください。
運用中の撤退条件チェックリスト
ナンピンEAで一番大切なのは「どこで止めるか」を決めておくことです。Fマガ推奨の目安を挙げます。
- 含み損が過去最大のドローダウンを更新したとき
- ドル円が明確な下落トレンドに転換したと判断したとき
- 日銀会合や米雇用統計など、大型イベントの直前
- 口座残高に対する含み損の比率が、自分の許容ラインを超えたとき
- 最大ポジション数の上限近くまでナンピンが積み上がったとき
大切なのは運用前に自分なりの停止ラインを数字で決めておくことです。高勝率EAほど「もう少し耐えれば戻る」という油断が大きな損失につながります。
SimpleTrendシリーズの中での位置づけ
SimpleTrendは通貨ペアごとのシリーズEAです。他通貨版と特徴を比べておくと選びやすくなります。
| EA | 通貨ペア | 最大ポジ | 向いている相場 |
|---|---|---|---|
| SimpleTrendUSDJPY(本記事) | ドル円 | 10 | 円安・ドル円上昇 |
| SimpleTrendAUDCAD | 豪ドル/加ドル | 20 | 資源国通貨のレンジ |
| SimpleTrend他通貨版 | EURJPY ほか | 各種 | 各通貨のトレンド |
ドル円は国内トレーダーに最もなじみ深いのが利点です。分散を考えるなら相関の低い通貨版の併用も選択肢になります。
推奨される資金管理
開発元が提示している推奨条件は次の通りです。
| 項目 | 推奨値 |
|---|---|
| 推奨証拠金 | 20万ドル相当(複利フル運用の目安) |
| 想定月利 | 約4% |
| 複利設定 | ON推奨(Risk値は1.0以下) |
| 複数EA併用時 | 固定ロットで手動調整 |
複利をONにする場合はRisk値を1.0以下に抑えるのが要点です。複数EAを同一口座で回す場合は、本EAを固定ロットにして手動で調整するのが無難です。
SimpleTrendUSDJPYはどんな人に向いているか・始め方
SimpleTrendUSDJPYを始めるまでの流れ
初めてこのEAを導入する場合の手順です。
- 無料版を入手する。シストレ.COMからダウンロードし、ロジックの挙動を自分の目で確認します。
- VPSとMT4を準備する。24時間の安定稼働にはVPS上のMT4が有利です。
- 推奨設定で少額テスト。Risk値を1.0以下に抑え、最小ロットで数週間の動きを観察します。
- 相場環境を確認する。ドル円が上昇基調かをチェックし、明確な下落局面では見送る判断も大切です。
- 資金と撤退ラインを決めて本運用。余裕資金で、停止ラインを数字で決めてから本格稼働に移ります。
とくに無料版での事前確認は、相性を見極めるうえで欠かせないステップです。
向いている人・向かない人
向いている人
- ドル円のロングトレンドを長く狙いたい人
- ナンピンの動きを理解できる中級者以上
- 証拠金に余裕があり、ドローダウンに耐えられる人
- 1時間足の時間軸に合わせられる人
- まず無料版で試してから判断したい人
向かない人
- 複数通貨で分散したい人(単一ペア固定のため)
- 大きなドローダウンに精神的に耐えられない人
- 証拠金が少なめの人(100万円以下)
- ドル円下落局面でも止めたくない人
- ナンピンのリスクにそもそも不安がある人
SimpleTrendUSDJPYに関するよくある質問
総合評価とまとめ
総合評価 ★4.0/5.0(A)
SimpleTrendUSDJPYは、勝率83.8%・PF6.54という優秀なフォワード実績を持つ、よくできたナンピンEAです。シンプル設計でスプレッドにも強く、無料版で試せる点も大きな魅力です。
ただしリカバリーファクター1.58とクッションは薄く、ドル円ロング専用という限定性もあります。稼げる素質は高い一方で、相場環境への注視と資金管理が欠かせないEAです。十分な証拠金を用意できる中級者の手堅い選択肢になります。
運用を始める前のチェックリスト
- 証拠金は十分か(最低でも数百万円、フル複利なら推奨値相当)
- ドル円ロング戦略に納得できているか
- NewsFilterやWeekEndCloseの設定内容を理解したか
- VPSで24時間の安定稼働ができるか
- 撤退・停止ラインを自分の数字で決めたか
SimpleTrendUSDJPYを無料版から試す
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※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。ナンピン系EAはドローダウンが大きくなる可能性があるため、十分な資金管理とリスク管理が必須です。




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