本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
米ドル/スイスフラン(USDCHF)を5分足で取引するリバーサル系スキャルピングEA「FREEDOM_for_USDCHF」を、Fマガ編集部が実データで検証しました。結論からお伝えすると、総合評価はC(★3.0/5.0)。バックテストはプロフィットファクター1.66・勝率84%と数字が整っており、約24年分・3,605取引という長期データに裏付けられた実績は一定の説得力があります。
ただし、フォワード実績は非公開でシストレ.COM配布は終了しており、現在の入手経路はGogoJungle(ゴゴジャン)のみです。良い点も注意点も、開示されている公式バックテストデータをもとに正直にまとめます。
30秒でわかる FREEDOM_for_USDCHF
- 総合評価 ★3.0/5.0(C|BT信頼性はあるがフォワード未公開)
- バックテスト 勝率84% / PF1.66 / 3,605取引(約24年分)
- 夜間22時〜24時のUSDCHFレンジを逆張りで狙うナイトスキャル型
- TP15pips・SL50pipsの逆張り設計で高勝率を維持する構造
- 一言評価「長期BT実績は本物だが、フォワード未公開のまま使う覚悟が必要な中堅EA」
FREEDOM_for_USDCHFの基本情報と仕様
まずは基本スペックです。SEVEN SYSTEM TRADEが開発・販売するUSDCHF専用のM5リバーサル系スキャルピングEAです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EA名 | FREEDOM_for_USDCHF |
| 開発元 | SEVEN SYSTEM TRADE |
| 価格 | 24,800円(GogoJungle経由) |
| プラットフォーム | MT4 |
| 対応通貨ペア | USD/CHF(米ドル/スイスフラン) |
| 時間足 | 5分足(M5) |
| トレードスタイル | リバーサル系スキャルピング(夜間22時〜24時) |
| 最大ポジション数 | 3 |
| 利確幅(TP) | 15pips |
| 損切幅(SL) | 50pips |
| 月平均取引数 | 約12.5回 |
| 入手経路 | GogoJungle(シストレ.COM配布は終了) |
| Fマガ総合評価 | ★3.0/5.0(C) |
シストレ.COMの配布ページは現在404エラーで閲覧できません。GogoJungleでは引き続き購入可能ですが、開発元のフォワード実績データは未公開です。バックテストは約24年・3,605取引と充実しており、この前提を理解したうえで付き合うEAです。
取引ロジックとナイトスキャルの特徴
最大の個性は、稼働を夜間22時から24時の2時間に絞り、その時間帯に発生しやすいレンジ相場を逆張りで捉える点です。なぜ勝率84%が成立するのかを理解すると、強みと弱点が同時に見えてきます。
エントリーと決済の仕組み
リバーサル系スキャルピングとは、一方向に動いた後の反転を狙う逆張り手法です。FREEDOM_for_USDCHFは、夜間22時から24時のUSDCHFがレンジに入りやすいという相場の癖を利用しています。
利確は15pips・損切は50pipsで、損益比は1対3の逆比率です。レンジ相場の中で細かく15pipsを積み上げ、たまに出る大きな逆行で50pipsを失うトレードオフで成立しており、84%という高勝率がその裏付けです。
最大ポジション数は3ですが、月平均12.5回という取引頻度は控えめで、夜間の限られた時間帯で厳選してエントリーする方針です。
夜間レンジ狙いの相場的根拠
夜間22時〜24時はニューヨーク市場が後半に差し掛かる時間帯です。主要な経済指標や政策発表が済んだ後の落ち着きに当たることが多く、大きなトレンドが出にくい条件が整いやすいとされています。
加えてUSDCHFはドルとスイスフランという安全通貨同士のペアで、急激な一方向トレンドが出にくい特性があります。この通貨ペアと時間帯の組み合わせがリバーサル戦略に噛み合い、バックテストの高勝率につながったと考えられます。
得意な相場と苦手な相場
得意なのは、夜間に値幅が小さくレンジに収束する通常の相場です。 苦手なのは、米国の重要指標や地政学的リスクで夜間にも大きく動く相場で、トレンドが出ると50pipsの損切に引っかかる頻度が増えます。フラン有事と呼ばれるスイスフラン急騰のリスクも念頭に置く必要があります。
夜間22時〜24時はスプレッドが通常時間の2〜3倍に広がる業者もあり、15pipsの利確目標に対してコストの割合が大きくなります。業者選びと実際のスプレッド確認が成績に直結します。
バックテスト成績データの評価
開発元が公開している約24年分・3,605回のバックテストを検証します。数字は開発元公開の結果で、相場環境により今後も変動します。
バックテストの主要指標
| 指標 | 数値 | Fマガ評価 |
|---|---|---|
| 検証期間 | 約24年分 | 十分な長期 |
| 総取引数 | 3,605回 | 統計的に十分 |
| プロフィットファクター | 1.66 | 標準的 |
| 勝率 | 84% | 高水準 |
| 総利益 | +8,216ドル(初期10,000ドル) | 24年で約82%増 |
| 最大ドローダウン | 3.61% | 非常に低い |
| リカバリーファクター(概算) | 約2.3(総利益/DD比) | 標準的 |
| 月平均取引数 | 約12.5回 | 低頻度スキャル |
注目すべきは最大ドローダウン3.61%の低さです。初期証拠金10,000ドルに対し最大でも361ドル程度の含み損に収まる計算で、24年にわたりこの水準を保っていることは守りの堅さを示します。
バックテストとフォワードの乖離リスク
データ量に信頼性がある一方、フォワード実績が公開されていない点は見逃せません。バックテストは過去の値動きに最適化したパラメーターで検証するため、現在の相場でも同じように機能するかは別問題です。
特に夜間スキャルピングのような時間帯特化型EAは、スプレッドや流動性の変化で乖離が生じやすく、実運用では約定スリッページやスプレッド拡大が成績を押し下げます。フォワードで検証するまでは保守的に見積もることが重要です。
勝率84%・PF1.66はバックテスト上の成績です。フォワードは業者スプレッド・約定・スリッページの影響で数字が落ちるのが一般的なため、自分で少額から試して確かめる必要があります。
5段階評価と採点根拠
収益性・安定性・リスク管理・信頼性・コスパを各5点満点で評価しました。総合は平均値です。
採点の根拠と詳細
C評価の最大の理由はフォワード実績が未公開な点です。バックテストが充実していてもフォワードで実証されていない以上、信頼性を高くつけることはできず、シストレ.COMの配布終了も影響しています。
| 評価軸 | Fマガ | 採点の根拠 |
|---|---|---|
| 収益性 | ★3.0 | PF1.66と24年データは標準的な評価。フォワードがないため上振れ評価は控えた |
| 安定性 | ★2.5 | BT DD3.61%は低いが、RF2.3という数値はやや低め。フォワードで検証されていない |
| リスク管理 | ★3.5 | SL設定あり・最大3ポジと管理体制はある。損益比1対3の逆比率は要注意 |
| 信頼性 | ★2.5 | シストレ.COM配布終了・フォワード未公開。GogoJungle継続販売と長期BTが辛うじて2.5 |
| コスパ | ★3.0 | 24,800円はスキャルEAとして標準的な価格帯 |
評価できる点
- 約24年分・3,605取引という厚いバックテストで統計的な信頼性がある。
- 最大ドローダウン3.61%と非常に低く、守りの設計として評価できる。
- 稼働を夜間22時〜24時に絞り、不要な時間帯のリスクを避ける。
- SL設定が明確で、際限なく損失が膨らむナンピン型ではない。
注意すべき点
- フォワード実績が未公開で、バックテストの再現性を検証できない。
- シストレ.COM配布が終了し、開発元サポートの継続性に不透明感がある。
- TP15pipsに対しSL50pipsと損益比が逆転し、1回の負けで3回分の利益が吹き飛ぶ。
- 夜間帯のスプレッド拡大が成績に直接影響するため、業者選びが重要。
運用リスクシミュレーション
資金別の運用イメージと意識すべきリスクをまとめます。数字は参考値で、将来の利益を保証するものではありません。
損益比逆転構造の理解
TP15pips・SL50pipsの設定はSLがTPの3.3倍以上大きく、1回の負けで3回以上の勝ちを消す構造です。バックテスト勝率84%は、この構造を維持するために必要な水準ともいえます。
仮に勝率75%まで下がると、100回取引で利益は75回×15pips=1,125pips、損失は25回×50pips=1,250pipsとなりマイナスに転じます。勝率がフォワードでどの程度維持されるかが運用成績を左右します。
| 想定勝率 | 100回取引後の損益(pips) | 評価 |
|---|---|---|
| 84%(BT実績) | +460pips | プラス圏 |
| 80% | +200pips | ギリギリプラス |
| 77% | +5pips | ほぼ損益ゼロ |
| 75%以下 | マイナス圏 | 赤字 |
つまり高勝率の維持が前提条件のEAです。相場の癖が続く限り機能する精密機械に近い性格で、夜間レンジから外れてきた場合のリスクを常に意識してください。
資金別の運用シミュレーション(月次試算)
月平均12.5回の取引頻度をもとにした月次イメージです。フォワード未公開のため、実際の成績は大きく異なる可能性があります。
| 初期資金 | 月利2%想定(12か月後の目安) | 月利3%想定(12か月後の目安) |
|---|---|---|
| 10万円 | 約12万円 | 約14万円 |
| 30万円 | 約37万円 | 約43万円 |
| 50万円 | 約61万円 | 約72万円 |
運用中の撤退条件チェックリスト
- 直近100取引の勝率が84%から下がり75%台に近づいたとき
- 含み損が最大ドローダウン(初期資金の3.61%)を更新したとき
- 夜間帯のUSDCHFスプレッド拡大が続くとき
- スイスフランの急変リスクが高まるニュースが続くとき
- 同時保有ポジションが上限の3に達する頻度が増えたとき
FREEDOM_for_USDCHFの向き不向き
向いている人・向かない人
向いている人
- 夜間に稼働を絞った低頻度スキャルを探している人
- 長期バックテストを重視し自分でフォワード検証したい人
- ドローダウンを抑えた守り重視の運用をしたい人
- GogoJungle経由での購入に抵抗がない人
向かない人
- フォワード実績のあるEAしか使いたくない人
- 短期間で高いリターンを求める人
- 夜間のスプレッドが広い業者を使っている人
- 開発元の継続サポートやアップデートを重視する人
USDCHFという通貨ペアの特性
スイスフランは「有事の通貨」と呼ばれ、リスクオフ時に買われやすい特性があります。USDCHFはボラティリティが比較的安定した通貨ペアで、夜間レンジを狙うリバーサル戦略の対象として選ばれる理由が理解できます。
一方で、スイス国立銀行(SNB)の政策変更は相場に大きな影響を与えます。過去には突然の上限撤廃でスイスフランが急騰した事例もあり、22時〜24時に安全な相場が継続する保証はありません。
FREEDOM_for_USDCHFを始めるまでの流れ
- GogoJungleで詳細を確認する。商品説明・バックテスト詳細・販売条件をチェックします。
- MT4と24時間安定稼働できるVPSを準備する。
- 利用するFX業者のUSDCHF夜間スプレッドを確認する。
- 最小ロットで1〜2か月テスト運用し、バックテストに近い結果が出るか確認する。
- フォワード成績を自分で記録しながら本運用判断。開発元公開がない分、自分でデータを蓄積します。
本記事のデータと検証方針
本記事は開発元公開のバックテストデータをもとに作成しており、実運用の再現性は検証できていません。フォワード結果が判明した段階で評価を更新します。現時点では「バックテストは信頼できるが、実運用は自分で検証が必要」という立場です。
FREEDOM_for_USDCHFに関するよくある質問
Q. フォワード実績はありますか?
A. 現時点で開発元からフォワード実績の公開データは確認できず、シストレ.COMの配布ページも404エラーです。自分でテスト運用してデータを蓄積することが重要です。
Q. 勝率84%は本当に維持できますか?
A. バックテスト上は約24年・3,605取引で84%という記録です。実際のフォワードでは業者のスプレッド・スリッページの影響で勝率は下がることが多く、どの程度維持できるかはフォワードで確かめる必要があります。
Q. TP15pipsでSL50pipsはリスクが高くないですか?
A. 損益比が逆転しており、1回の損切でTP3回分以上の利益が吹き飛ぶ構造です。勝率84%を維持できている間はプラス収益ですが、77%台に落ちるとほぼ損益ゼロになるため、勝率維持が命綱です。
Q. 夜間22時〜24時という稼働時間はなぜですか?
A. ニューヨーク市場の後半にあたり、主要な経済指標発表が済んだ後で相場が落ち着きやすく、USDCHFがレンジに入りやすい傾向があるためです。ただし重要な米国指標発表日は同じ時間帯でも荒れる場合があるため、発表カレンダーの事前確認を推奨します。
Q. シストレ.COM配布終了はどういう意味ですか?
A. フォワードの公式モニタリングが受けられなくなったことを意味します。GogoJungle経由の購入は可能ですが、GogoJungleはシストレ.COMのようなフォワードモニタリング掲載が標準ではありません。
Q. VPSなしで動かせますか?
A. 自宅PCでも動作しますが、接続が切れると注文が入りっぱなしになるリスクがあります。夜間は人が離れる時間帯のため、VPS環境の利用を強く推奨します。
Q. 推奨証拠金はどのくらいですか?
A. 公式な推奨証拠金は明示されていません。バックテストは初期10,000ドルで実施されており、最大ドローダウン3.61%から逆算すると最大含み損は約361ドルです。最大3ポジションを保有する設計のため、証拠金に十分な余裕を持たせることが安心です。
まとめと結論
総合評価 ★3.0/5.0(C)
FREEDOM_for_USDCHFは、USDCHFの夜間22時〜24時のレンジ相場を逆張りで狙うナイトスキャルEAです。約24年・3,605取引というバックテストの厚さと最大ドローダウン3.61%の低さは評価できますが、フォワード実績が未公開な点とシストレ.COM配布終了から、総合評価はCに留まりました。
TP15pips・SL50pipsという損益比逆転の構造は、勝率84%を維持できている間はプラス収益を生む設計です。バックテストの実績を自分で確認したうえで、小額から実際のフォワード成績を自分で記録していける人に向いている選択肢です。
運用を始める前のチェックリスト
- フォワード未公開のEAを使う覚悟と、自分でデータを蓄積する準備ができているか
- 夜間のUSDCHFスプレッドが十分に狭い業者を選んでいるか
- 夜間22時〜24時に安定稼働できるVPS環境があるか
- 勝率が落ちてきた場合の撤退基準をあらかじめ決めているか
- 損益比逆転(TP15 vs SL50)の構造リスクを理解しているか
GogoJungle(ゴゴジャン)で購入できます
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※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。相場環境によっては損失が出る可能性があるため、十分な資金管理とリスク管理が必須です。




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