【検証】Ocean Tigerの実力は?損小利大型トレンドフォローEAを徹底レビュー

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※免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。

FX自動売買で安定的に利益を積み上げるには、トレンド相場でしっかり利益を伸ばせるEAが欠かせません。今回検証する「Ocean Tiger」は、USDJPY15分足で動作する損小利大型のトレンドフォローEAです。

複数の移動平均線を組み合わせた独自のフィルター機能により、トレンドの勢いを見極めながらエントリーするロジックが特徴。勝率は56.82%と決して高くありませんが、損失を小さく抑えながら利益を伸ばす設計になっています。

実際のフォワード成績を詳しく分析しながら、このEAの実力と使いどころを検証していきます。

Ocean Tiger
目次

Ocean Tigerの基本情報

まずは、このEAの基本スペックを整理しておきましょう。

項目 内容
EA名 Ocean Tiger
価格 12,000円
通貨ペア USDJPY
時間足 15分足
トレードスタイル スキャルピング・トレンドフォロー
最大ポジション 単ポジ(1ポジション)
推奨証拠金 100ドル〜
想定月利 約5%
計測環境 デモ口座

価格は12,000円と比較的手頃な価格帯。推奨証拠金も100ドルからとなっているため、少額資金でも始めやすいのが魅力です。

取引ロジックの解説

Ocean Tigerの核となるのは、複数時間足の移動平均線を組み合わせたフィルタリングシステムです。具体的な仕組みを見ていきましょう。

エントリー条件

このEAは4時間足、1時間足、15分足という3つの時間足を監視しています。それぞれの時間足で移動平均線がクロスし、ローソク足が順張り方向に動いた際にエントリーの準備が整います。

さらに、トレンドの強弱を測る独自インジケーターからシグナルが出た時点で実際のエントリーが行われます。この二段階のフィルターにより、ダマシを減らしながら確度の高いポイントでポジションを持つ設計になっています。

💡 ポイント 1ポジション目でトレンドを捉えた後は、4時間足のクロスを条件に連続してエントリーしていく仕組みです。これにより、大きなトレンドに乗った際の利益の伸びが期待できます。

クローズ条件

決済は4時間足の移動平均線クロスに従います。エントリーと同様に上位足の動きを基準にすることで、小さなノイズに惑わされず、トレンドの転換をしっかり捉える設計です。

ただし、開発者は早めの損切りを推奨しています。トレンドが反転した場合、大きな含み損を抱えるリスクがあるためです。損切り幅は最大60pips程度に設定されています。

得意な相場・苦手な相場

得意な相場は明確なトレンドが発生している局面です。特にUSDJPYの特性である方向感のあるトレンド相場では、連続エントリーにより大きな利益を狙えます。

苦手な相場はレンジ相場や転換点です。移動平均線ベースのロジックは横ばい相場でダマシが増えやすく、転換点では反応が遅れがちになります。

フォワード成績の検証

それでは、実際のフォワードテスト結果を詳しく見ていきましょう。

指標 数値 評価
総取引回数 132回 十分なサンプル数
勝率 56.82% 損小利大型として標準的
総利益 3,946ドル 堅実な積み上げ
プロフィットファクター 1.08 やや低め
最大ドローダウン 1,028ドル リスク管理必須
リカバリーファクター 3.84 良好な回復力

成績の詳細分析

勝率56.82%という数字は、損小利大型EAとしては妥当なラインです。勝ちトレードは75回、負けトレードは57回で、1回の勝ちで負けをカバーする設計が見て取れます。

プロフィットファクター1.08は、正直なところやや心もとない数値です。一般的に優秀なEAは1.5以上、最低でも1.2以上が望ましいとされています。ただし、この数値でも利益が積み上がっているのは事実です。

最大ドローダウン1,028ドルに対して総利益が3,946ドルということは、リカバリーファクターが3.84という計算になります。これは「最大の谷からどれだけ回復できたか」を示す指標で、3.84という数値は十分評価できるレベルです。

Ocean Tigerバックテスト結果
バックテスト結果の推移グラフ

Ocean Tigerのメリット

✅ メリット

  • 明確な損小利大ロジック – トレンド相場で利益を伸ばせる設計により、勝ちトレード1回で複数の負けをカバーできる
  • パラメータの柔軟性 – 4種類の移動平均線のパラメータを最適化できるため、他の通貨ペアや時間足にも応用可能
  • 手頃な価格と推奨証拠金 – 12,000円の購入価格、100ドルから運用可能という参入ハードルの低さ

特に注目すべきは、トレンド相場での連続エントリーシステムです。1ポジション目でトレンドを掴んだ後、4時間足クロスで追加エントリーしていくため、大きなトレンドに乗れた際の利益幅が魅力的です。

Ocean Tigerのデメリット・注意点

⚠️ デメリット・注意点

  • プロフィットファクターが低め – PF1.08という数値は、安定性の面でやや不安が残る。相場環境の変化で容易にマイナス転落のリスクがある
  • レンジ相場に弱い – 移動平均線ベースのロジックはレンジ相場でダマシが多発しやすく、連敗が続く可能性がある
  • ドローダウンのリスク – 最大ドローダウン1,028ドルは、推奨証拠金100ドルに対して非常に大きい。実際には推奨額の5〜10倍の資金が必要

特に注意が必要なのは、推奨証拠金と実際に必要な資金のギャップです。100ドルで運用開始できるとされていますが、最大ドローダウンを考慮すると、少なくとも500〜1,000ドル程度の余裕資金が必要です。

また、主要経済指標発表時など、ボラティリティが急激に高まる局面では、想定外の損失が発生するリスクがあります。できれば米雇用統計やFOMCなどの重要イベント前後は自動売買を停止するのが賢明でしょう。

どんな人に向いているか

Ocean Tigerは以下のような方に適しています。

トレンドフォロー戦略が好きな方 – 損小利大の考え方に共感でき、勝率よりも1回あたりの利益幅を重視する方には相性が良いでしょう。

ポートフォリオの一部として運用したい方 – 単独運用よりも、レンジ相場に強い他のEAと組み合わせることで、弱点を補完できます。

パラメータ調整を楽しめる方 – 移動平均線のパラメータを自分で最適化できるため、バックテストやフォワードテストを通じて改善していくプロセスを楽しめる方に向いています。

逆に、高い勝率を求める方や、ドローダウンをできるだけ抑えたい方には、別のEAを検討することをおすすめします。

まとめ・総合評価

📊 総合評価

Ocean Tigerは、複数時間足の移動平均線を使った堅実なトレンドフォローEAです。PF1.08という数値は決して高くありませんが、132回の取引で3,946ドルの利益を積み上げた実績は評価できます。

ただし、最大ドローダウンが総利益の約26%に達する点は要注意。推奨証拠金の5〜10倍の資金で運用し、ポートフォリオの一部として位置づけるのが現実的でしょう。

12,000円という価格を考えれば、トレンドフォロー型EAの入門として、また他のEAとの組み合わせ用として検討する価値はあります。ただし過信は禁物。相場環境の変化に応じて、定期的にパフォーマンスをチェックすることが重要です。

デフォルト設定のままUSDJPY15分足で運用するもよし、パラメータを最適化して自分なりにカスタマイズするもよし。使い方次第でポテンシャルを引き出せるEAと言えるでしょう。

シストレ.COMで詳細を見る

このEAの詳細な成績データやパラメータ設定は、シストレ.COMで確認できます。リアルタイムのフォワード成績やクアンツデータも公開されているので、導入を検討される方はぜひチェックしてみてください。

※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。

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